2011年3月19日土曜日

過払い請求とは?

 過払い請求とは、金融業者に対して、借金に対して払い過ぎた利息を返してもらうことです。
 金融業者の多くはいわゆるグレーゾーン金利でお金を貸していました。例えば10万円以上100万円未満の場合だと年18%が利息制限法で定められています。が、ほとんどの業者は、罰則がないため法律を破って、27.375%とかの利息でお金を貸していました。ということは、借金を払い過ぎている可能性があり、その差額分の払わなくてよかったお金を返してもらうのが過払い請求です。

 自分は過払い金が発生しているのだろうか?と思う人は引き直し計算で確認してみましょう。

過払いチェッカー

 上の過払いチェッカーで過払い金が発生している可能性があった方は、実際に過払い請求を行ってみましょう。方法は2つあります。
ひとつは弁護士や司法書士に依頼する方法。もうひとつは全部自分でする方法です。

2011年3月18日金曜日

借金完済

 すっかりブログ更新が滞ってしまった。仕事も身の回りも目まぐるしかったのでしょうがない。さて、アイフルは9月には和解し、10月には入金もあって終了。2chなどで騒がれていてすこし焦ったが、今のところ会社も存続している。
 過払い金は、裁判所に行くのが困難になってきたので、結局妥協してしまった。32万だったかな?なんにせよ、これで10年位続けてきた借金生活とおさらばすることができた。これでもう信号待ちのドライバーからの視線が気になる国道沿いのATMや、消費者金融しか入っていない汚い雑居ビルのATMに人目を気にしながら入っていかなくてすむ。
 喉元すぎればというやつで、生活は特に変わったことはなく、毎月よく(天井張り付きとはいえ)2〜3万円を返済できていたな、と感心してしまう。この辺の感覚が借金の怖いところである。今2〜3万円貯金しているかというとしていないのだ。懲りたのか懲りてないのかよくわからないが、私は今借金がないということだけは確かだ。

2010年8月18日水曜日

アイフルから取引履歴が発行された

16時頃アイフルより電話。取引履歴が準備できたとのこと。
取引履歴を請求した際に、自宅郵送か、窓口での引き取りのどちらかが選べた。窓口での引き取りをお願いしたので、電車に乗って取りに行くとにした。今日も真夏日なのか、とても暑かった。新宿の店舗に入ると意外とお客さんがたくさんいた。机や待合室はすべて埋まっていた。所在なく立っていると、スタッフが声をかけてくれて、取引履歴の件を話す。5分ほど待った頃に、取引履歴を手渡された。A4で3枚。数字がたくさん書いてある。アコムやプロミスのモノより見やすいと思った。
仕事中に抜けてきたので、一旦職場に戻る。職場のPCでこっそり引き直し計算をかけてみる。

過払い金:381,640円

利息込み:389,259円

という数字が出てきた。アイフルはとにかく交渉を渋ると評判である。最初の交渉では5割提示が標準らしい。8割和解で万歳ということもネットでは書いてある。

8割:311,407円

9割:350,333円

目標は38万で、35万での和解も考えておこう。8割はダメ。

明日は法務局の渋谷出張所に行って、「代表者事項証明書」を取りに行くとしよう。

2010年8月10日火曜日

アイフル完済

ついに、消費者金融すべての返済が完了した。ハタチそこそこで消費者金融に手を出して早10年。毎月どこかのATMで返済する生活を送っていた。グレーゾーン金利が撤廃される前は、町のいたるところに消費者金融のATMがあり、そこに入って返済を(時には返済のために借入を)していた。自動ドアをくぐるたびに、人に見られてるんじゃないかと、自意識過剰になったものだ。そんなハッキリ言って情けない借入と返済の生活を続けてきた。とはいえ、消費者金融業者に思うところは何もない。すべては自己責任のもとで行われたのだ。自分の金銭感覚がおかしかったのだと思う。
そして、今日、すべての返済が完了した。アイフルに電話し、全額返済を申し出て、この日までの完済金額を教えてもらい、渋谷駅のATM(本当に減ったものだ)まで自転車で行き、全額をATMに投入した。返済後、すぐにアイフルに電話して、取引履歴を出すように要求した。早くて10日かかるそうだ。取引履歴が出たら連絡があり、店頭まで取りに行く。最後の過払い裁判が始まる。今回は引き直し後、すぐに提訴。訴状の到着を待って連絡。多少負けていいので、早期の和解をめざす。

2010年7月28日水曜日

アイフル

私は全額返済と契約解除は窓口で行いたいタイプだ。というわけで、アイフルの営業所を探す。すると、人がいる窓口が激減していた。東京都内で3カ所。私の住んでる神奈川県で1カ所である。なんということだ。アイフルの苦しい状況が窺い知ることができた。他の過払いブログ見ても評判が悪いし、うまく取り返せるだろうか。

2010年7月26日月曜日

アコムより入金

7/26(月)にアコムより入金あり。最終週の月曜日が多いのかな。訴訟取り下げの手続きをやらねば。
過払い金72万円をバーッと使いたいところだが、嫁に50万円あげる。残りで最後の借金アイフルを全額返済して、再度過払い請求を行う。訴訟から入金までアコムが3ヵ月かかっているので、アイフルも同じ感じだとしても10月いっぱいかかりそう。アイフルの引き直し計算が楽しみだ。

2010年5月19日水曜日

アコム第一回口頭弁論

午前の仕事を休み、簡易裁判所に向かった。予定より30分早く着いた。時間をつぶそうと裁判所の中にはいると、本日の予定が掲示板に貼られていた。自分の名前を見つけたとき、嬉しいような恥ずかしいような気持ちになった。A4用紙に3〜4枚びっしりと裁判の予定が印字されていた。ほとんどが過払い請求だった。1件ほど交通事故の損害金の訴訟があった。傍聴席に入れるようなので、雰囲気に慣れるため入室した。中はドラマで見た裁判所のミニ版といった感じ。結構感動してしまった。裁判官や司法委員、書記官や何か良くわからないおじさんたちが前の方に鎮座しており、ボソボソと裁判が行われていた。進行は早い。何を言ってるのかほとんど聞き取れない。一見誰でもできるように見える。空いている席に座り、自分の番が来るのを待つ。数組の過払い請求訴訟を傍聴して流れを摑む。代理の弁護士さんが半分で、半分は本人訴訟のようだ。金融業者側の弁護士が来ているケースもあった。
そして、自分の名前が呼ばれた。答弁書にアコムは来ないと書いてあったので、自分だけ原告席に座る。裁判官と簡単なやりとり。
「和解案が出ていますけど、和解するつもりはありますか」
「この内容では無理です」
「けっこう良い和解案だと思いますよ」
「それでは、もう少し電話で交渉してみます」
「次回は6月16日でどうでしょうか」
というやりとりが行われた。時間は5分もかからなかった。あっけないし話は何にも進んでいない。わかったのは「裁判所の和解勧告」だけ。何はともあれ裁判官と約束したので、アコムと電話で交渉することにした。午後から仕事なので明日アコムに電話することにした。
生まれて初めての裁判。少し緊張したが、良い経験になった。