午前の仕事を休み、簡易裁判所に向かった。予定より30分早く着いた。時間をつぶそうと裁判所の中にはいると、本日の予定が掲示板に貼られていた。自分の名前を見つけたとき、嬉しいような恥ずかしいような気持ちになった。A4用紙に3〜4枚びっしりと裁判の予定が印字されていた。ほとんどが過払い請求だった。1件ほど交通事故の損害金の訴訟があった。傍聴席に入れるようなので、雰囲気に慣れるため入室した。中はドラマで見た裁判所のミニ版といった感じ。結構感動してしまった。裁判官や司法委員、書記官や何か良くわからないおじさんたちが前の方に鎮座しており、ボソボソと裁判が行われていた。進行は早い。何を言ってるのかほとんど聞き取れない。一見誰でもできるように見える。空いている席に座り、自分の番が来るのを待つ。数組の過払い請求訴訟を傍聴して流れを摑む。代理の弁護士さんが半分で、半分は本人訴訟のようだ。金融業者側の弁護士が来ているケースもあった。
そして、自分の名前が呼ばれた。答弁書にアコムは来ないと書いてあったので、自分だけ原告席に座る。裁判官と簡単なやりとり。
「和解案が出ていますけど、和解するつもりはありますか」
「この内容では無理です」
「けっこう良い和解案だと思いますよ」
「それでは、もう少し電話で交渉してみます」
「次回は6月16日でどうでしょうか」
というやりとりが行われた。時間は5分もかからなかった。あっけないし話は何にも進んでいない。わかったのは「裁判所の和解勧告」だけ。何はともあれ裁判官と約束したので、アコムと電話で交渉することにした。午後から仕事なので明日アコムに電話することにした。
生まれて初めての裁判。少し緊張したが、良い経験になった。
2010年5月19日水曜日
2010年5月14日金曜日
2010年5月13日木曜日
ニコスより和解書到着
忘れられてるのではないかと、何度か電話しようと思った。そのくらい時間がかかる。少額なのであまり腹は立たない。内容を読んで署名捺印と振込先の銀行口座を明記すればOK。同じ物が二部ある。返信用封筒は入っていたが、さすがに切手は付いていなかった。もちろん特定記録で出す。
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