2010年3月31日水曜日

禁煙

今まで何度か禁煙をしてきた。一番長かったのが1年くらい。海外旅行に行ったときに、開放感から吸ってしまった。その後、やめたり吸ったりの繰り返し。なんとも意志が弱い。そして去年の終わり頃からまた吸い出した。今は禁煙願望が起きて、昨日から禁煙を開始した。ライターは全部捨てて、長らく愛用していた携帯灰皿も駅のゴミ箱に捨てた。あめ玉を買い込み、禁煙の準備は整った。
私の場合は禁煙すると、眠たくなる。そして喉が渇く。イライラもするが今回はそうでもない。コツはひたすら我慢だ。そしてタバコのことを思い出さないようにする。思い出したら、他のことを考えるようにする。それ以外に方法はない。
今回は1年以上続けたい。

ABITAX ASHTRAY【アビタックス】
アウトドア アッシュトレイ(携帯灰皿)

取引履歴を見て

取引履歴を見るのはなかなかおもしろい。当時自分が何のためにお金を借りていたのかはまったく思い出せないが、そこには借入と返済を繰り返す自分の姿が、事実を裏付ける日付けとともに記されている。もし防犯カメラを見ることができれば、私の格好や表情まで確認することができるのではないだろうか。
98年に45000円を借りた私は1ヵ月後には全額返済している。給料が出るまで我慢できない買い物があったのかもしれない。そして、利子が怖くて給料が出るとすぐに返済したのだ。2週間くらいして、余裕が出てきたのか数千円単位の借金を繰り返すようになった。熱い風呂に入る前に、かけ湯をして少しづつ体を慣らしているかのようだ。数ヵ月も経つと、万単位での借金が目立つようになる。いくら借りても毎月同じ額しか返さなくても良いから歯止めが効かなくなってきた。そしてあっという間に限度額いっぱいのいわゆる天井状態になった。それからおよそ半年ごとに限度額アップの契約を繰り返し、3年で借金は50万になった。他の消費者金融やカードローンを足すと120万円くらいの借金があったと思う。
多重債務者が増えだした2002年に銀行のおまとめローンを申し込み、いったん全額返済した。数%の利息で毎月26000円を銀行に返していた。
それから1年も経たずに再度アコムと契約してしまう。そして履歴を見ると50万円を一回で借りていた。その頃軽いバイク事故を起こしてしまい、修理や補償に金が必要だったのかもしれない。今となっては曖昧でよく覚えていない。何にせよ、アコムはそれから7年間天井張り付き状態。グレーゾーン金利が撤廃されて、窓口で金利を18%にしてもらいようやく全額返済にこぎつけた。
何度も催促の電話が鳴り、借金を借金で返していた時期が長く続いた。返済日が近づくと気持ちが暗くなった。身内や友人・知人にも相談できず、ひとりで悩んでいた。最高で200万円くらいの借金になった。その後、生活を改め節約をし、払いやすいものから順番に返済していった。借金が20万を切ればもう一息だった。40万の壁が一番厚かった。金利が高いので払っても払っても減らないのだ。
借金とは何だったのだろうか。ゼロ年代は私にとっては借金で始まって借金で終わったと言える。もしかすると世界もそうだったのではないだろうか。
グレーゾーン金利が撤廃されていなければ、私は未だに少しも減らない借金を抱えて同じように悩み続けていたかもしれない。

司法書士のブログ

過払満額の5割返金で応じないなら今後は「全て控訴」、そして「任意整理の無利息分割には応じない」~過払い請求に対するアイフルの対応
司法書士 志村理のブログ 『うたた寝』 (2010.2.15)より引用
アイフルがこのような対応を取ってきているようです。個人での請求がより面倒になるかもしれません。アイフルについては法律家に頼もうか思案中。

2010年3月30日火曜日

プロミスに取引履歴開示を請求

ニコスから折り返し電話を待つ間、プロミスに連絡した。取引履歴を送って欲しいと伝え、名前と誕生日を伝える。2002年から2005年の3年間取引があったようだ。いくら借りていたのかも忘れてしまった。30万か50万か。いずれにしても、全額返済しており、過払いは発生しているものと思われる。プロミスのオペレーターも親切丁寧でとても好感が持てる。金融業者の接客態度はとてもレベルが高い。そして、取り立てに関してもとても丁寧で1円の妥協もしない。横柄な人間もいるらしいが、今のところ見たことがない。
過払い金があったとする。しかし、プロミスはネット上では「個人の交渉には一切応じない」とある。これは法律家に依頼するか、訴訟するかしか道がないということだ。だから、プロミスに関しては引き直し計算が出た時点で、訴訟してみようと思う。少しお金がかかるが、時間の無駄は省けそうだ。
アコムに関しても、いきなり訴訟しても良かったのだが、一度請求から経験してみたかったのと、ネット上の体験談で、個人での交渉でもそこそこいけそうだと考えたからだ。もし和解額がどうしようもなく低い場合は、迷わず提訴して、判決をもらうまで争うつもりだ。一切の妥協はしない。どうせ時間がかかるなら、1円も無駄にしない。このような話をすれば提訴しなくても、そこそこの金額に応じてくれるのではないかと甘い期待をしている。

欲が出てきた

アコムの過払い金が90万円ほどになっていると知った私は、面倒くさいし、たいした金額にはならないだろうと思っていた、過去の借金についても取引履歴を取り寄せようと考えた。
昔のことなのであまり覚えていないが、ニコスとプロミスからいくらか借りていたことを思い出した私は、さっそくニコスに電話を入れた。番号案内をいくつか経て、オペレーターにつながった。取引履歴を送ってくださいと伝えると、名前と誕生日と住所(引っ越ししていたので過去の住所を3つくらい言った。番地までは覚えていない)を聞かれた。調べて担当者に折り返させますとのこと。
30分後くらいに電話が鳴る。ニコスの担当者からだ。
「確かに取引があります。まずは取引履歴開示請求の書類を送りますので、記入して返送してください」とのこと、過払いがあった場合はお返しますとかなんとか、聞いてもいないのに丁寧に話してくれる。
「カードを持っていたのはいつからいつまでですか」とたずねた。1998年から2009年までとのこと。もっとも、支払い自体は2004年に終わっていて、カードの有効期限が2009年だったのだろう。カードはすっかり無くしてしまった。または、支払いの遅延が続き、取り上げられてしまったのかもしれない。何にしても6年間は取引があったようだし、20%以上の利率で金を借りていたのだから、過払いが発生している可能性は高い。とりあえず、書類が届くのを待つ。

請求書を特定記録で送る

過払い金約85万円、これに5%の過払い利息を追加すると90万円ものお金が返ってくることが判明したことで、行動が素早くなった。金の力は恐ろしいものがある。次の日の午前中にはアコムの取引履歴と引き直し計算書をコピーし、引き直し業者がいっしょに送ってくれた、請求書のひな形に自分の名前と金額などを記入して、封筒に入れ、郵便局に持って行った。
ちょっと前まで配達記録というサービスがあって、それで送った方が良いとさまざまな「過払い請求のやり方サイト」には書いてあったが、今は「特定記録」というサービスに変わってしまったようだ。違いは良くわからないが、とりあえずそれで送る。「書留・特定記録郵便物等受領書」なるものに自分の住所と送り先の名前を書いて、300円払って終了。私の場合は定形外封筒140円+特定記録160円=300円となった。

特定記録について

2010年3月29日月曜日

引き直し計算書が届いた

わずか3日で計算書が届いた。1週間くらいかかるだろうと考えていたので嬉しかった。
メールには今後の進め方が記されていた。なかなか丁寧な業者だ。
そして、
●計算書を基に訴状に記入するためのひながた
●過払金返還請求通知書の説明とひながた
●引き直し計算書の見方のエクセル
●利息計算のエクセル
が添付されていた。
計算書を開いて驚いた。約80万円の過払いが発生していたのだ。予想以上の金額にこの計算が間違っているのではないかと訝った。何度か確認してみたが間違いはなさそうだった。過払い請求に腰が重かった自分をバカ野郎と罵った。もっと早くやっておけば良かったのだ。

2010年3月26日金曜日

引き直し計算を依頼する

過払い金の引き直し計算を業者に依頼した。ネットで検索して出てきた業者だ。私の場合は1件2500円。すべてメールだけでやり取りした。まずはアコムから送られてきた取引履歴をスキャナーで取り込んで、JPG画像にし、メールに添付して送った。普通はファックスで済ますのだろうが、職場のファックスを使いたくなかった。注文と同時に振込先がメールで送られてきたので2500円振り込んだ。2500円とはいえ給料日前だったし、少額のおこづかい制のため2500円をかき集めることすら大変だった。

ここにお願いしました。
過払い金引き直し計算代行の(株)AES

2010年3月25日木曜日

アコムから取引履歴が届くまで

3/18に電話して3/24に到着したので、およそ6日間。比較はできないが早いと感じた。3連休があったので月曜日とかに電話すれば、その週の内に届くかもしれない。

2010年3月24日水曜日

アコムより取引履歴到着

連休中に近親者の結婚式があった。もうすぐ2歳になるこどもを連れて、飛行機に乗って式場へ向かった。結婚式は無事に終わり、疲れ果てて家に帰ってきた。
ポストにアコムから封筒が届いていた。水色の普通の封筒。電話で受付が言ってたように、封筒にアコム株式会社と印刷してある。借金が見つかると困る人たちもたくさんいるので、「封筒に社名が印刷してありますよ」と事前に教えてくれたのだ。
私の場合は嫁にすでにバレていて、「消費者金融から封筒が来るかもしれないが、慌てないように」と事情を説明しておいた。というのも借金については今までに数え切れないくらい口論をしたからだ。消費者金融でお金を借りていることで、これまでの信頼関係や私に対する評価は完全に失墜した。普段はいつも通り接してくれるが、ふとしたときに「お前は信用できない」という不信感ありありの疑心が顔を出す。このように、消費者金融に対して絶対的な拒否を示す人たちはけっこう多い。
私も確かに軽率だった。今思い返すと何にお金を使っていたのかわからない。生活費や引っ越しの費用が大半だったのではなかろうか。10年以上も借りては返しを繰り返し、新しい町に引っ越すと、返済のために近所のATMを探す自分に嫌悪の気持ちがあったことは事実だ。
封筒を開くと、A4のお取引明細なる紙が4枚ホッチキス留めされて入っていた。数字を見ても自分にいくら返ってくるのかわからない。12年分の日付を見て、あっちのATM、こっちのATMへと毎月返済に行っていた惨めな気持ちを思い出しただけだった。

2010年3月18日木曜日

アコムへ取引履歴開示を請求

その後、2月に入っても仕事が忙しく、取引履歴開示のことをすっかり脇に押しやっていた。その頃は、司法書士か弁護士に過払い請求を頼もうかと考えており、インターネットで近所の弁護士を探したりしていた。しかし、成功報酬が返還された金額の20〜30%で着手金も数万円必要なところがほとんど。ホームページも見づらく似たような内容ばかりで、弁護士探しも億劫になってきた。テレビではMIRAIOなどの法律事務所がCMを放映するようになっていた。CMを放映するということは数千万の金がかかるということだ。ということはそれ以上の収益を出しているということなのだろう。ニュースによると過払い請求の金額が1兆円を超えたらしく、これは家庭用ゲーム市場と同じくらいの規模らしい。
このような現状からどうも法律家だけがわずかな労力で儲け過ぎているように感じられ、結局法律家に頼むことはやめた。その後、過払い関係のネットを見て回り、個人で過払い請求を行うことに決めた。
まずは取引履歴の開示を請求ということで、アコムのフリーダイヤルに電話をした。職場で話すのは、恥ずかしいので、外に出て電話した。取引履歴を送って欲しいと伝え、名前と誕生日を伝える。すぐにお送りしますとのこと。思っていた以上にあっけなく、丁寧な受け答えで終わった。