2010年3月24日水曜日

アコムより取引履歴到着

連休中に近親者の結婚式があった。もうすぐ2歳になるこどもを連れて、飛行機に乗って式場へ向かった。結婚式は無事に終わり、疲れ果てて家に帰ってきた。
ポストにアコムから封筒が届いていた。水色の普通の封筒。電話で受付が言ってたように、封筒にアコム株式会社と印刷してある。借金が見つかると困る人たちもたくさんいるので、「封筒に社名が印刷してありますよ」と事前に教えてくれたのだ。
私の場合は嫁にすでにバレていて、「消費者金融から封筒が来るかもしれないが、慌てないように」と事情を説明しておいた。というのも借金については今までに数え切れないくらい口論をしたからだ。消費者金融でお金を借りていることで、これまでの信頼関係や私に対する評価は完全に失墜した。普段はいつも通り接してくれるが、ふとしたときに「お前は信用できない」という不信感ありありの疑心が顔を出す。このように、消費者金融に対して絶対的な拒否を示す人たちはけっこう多い。
私も確かに軽率だった。今思い返すと何にお金を使っていたのかわからない。生活費や引っ越しの費用が大半だったのではなかろうか。10年以上も借りては返しを繰り返し、新しい町に引っ越すと、返済のために近所のATMを探す自分に嫌悪の気持ちがあったことは事実だ。
封筒を開くと、A4のお取引明細なる紙が4枚ホッチキス留めされて入っていた。数字を見ても自分にいくら返ってくるのかわからない。12年分の日付を見て、あっちのATM、こっちのATMへと毎月返済に行っていた惨めな気持ちを思い出しただけだった。