2010年8月18日水曜日

アイフルから取引履歴が発行された

16時頃アイフルより電話。取引履歴が準備できたとのこと。
取引履歴を請求した際に、自宅郵送か、窓口での引き取りのどちらかが選べた。窓口での引き取りをお願いしたので、電車に乗って取りに行くとにした。今日も真夏日なのか、とても暑かった。新宿の店舗に入ると意外とお客さんがたくさんいた。机や待合室はすべて埋まっていた。所在なく立っていると、スタッフが声をかけてくれて、取引履歴の件を話す。5分ほど待った頃に、取引履歴を手渡された。A4で3枚。数字がたくさん書いてある。アコムやプロミスのモノより見やすいと思った。
仕事中に抜けてきたので、一旦職場に戻る。職場のPCでこっそり引き直し計算をかけてみる。

過払い金:381,640円

利息込み:389,259円

という数字が出てきた。アイフルはとにかく交渉を渋ると評判である。最初の交渉では5割提示が標準らしい。8割和解で万歳ということもネットでは書いてある。

8割:311,407円

9割:350,333円

目標は38万で、35万での和解も考えておこう。8割はダメ。

明日は法務局の渋谷出張所に行って、「代表者事項証明書」を取りに行くとしよう。

2010年8月10日火曜日

アイフル完済

ついに、消費者金融すべての返済が完了した。ハタチそこそこで消費者金融に手を出して早10年。毎月どこかのATMで返済する生活を送っていた。グレーゾーン金利が撤廃される前は、町のいたるところに消費者金融のATMがあり、そこに入って返済を(時には返済のために借入を)していた。自動ドアをくぐるたびに、人に見られてるんじゃないかと、自意識過剰になったものだ。そんなハッキリ言って情けない借入と返済の生活を続けてきた。とはいえ、消費者金融業者に思うところは何もない。すべては自己責任のもとで行われたのだ。自分の金銭感覚がおかしかったのだと思う。
そして、今日、すべての返済が完了した。アイフルに電話し、全額返済を申し出て、この日までの完済金額を教えてもらい、渋谷駅のATM(本当に減ったものだ)まで自転車で行き、全額をATMに投入した。返済後、すぐにアイフルに電話して、取引履歴を出すように要求した。早くて10日かかるそうだ。取引履歴が出たら連絡があり、店頭まで取りに行く。最後の過払い裁判が始まる。今回は引き直し後、すぐに提訴。訴状の到着を待って連絡。多少負けていいので、早期の和解をめざす。

2010年7月28日水曜日

アイフル

私は全額返済と契約解除は窓口で行いたいタイプだ。というわけで、アイフルの営業所を探す。すると、人がいる窓口が激減していた。東京都内で3カ所。私の住んでる神奈川県で1カ所である。なんということだ。アイフルの苦しい状況が窺い知ることができた。他の過払いブログ見ても評判が悪いし、うまく取り返せるだろうか。

2010年7月26日月曜日

アコムより入金

7/26(月)にアコムより入金あり。最終週の月曜日が多いのかな。訴訟取り下げの手続きをやらねば。
過払い金72万円をバーッと使いたいところだが、嫁に50万円あげる。残りで最後の借金アイフルを全額返済して、再度過払い請求を行う。訴訟から入金までアコムが3ヵ月かかっているので、アイフルも同じ感じだとしても10月いっぱいかかりそう。アイフルの引き直し計算が楽しみだ。

2010年5月19日水曜日

アコム第一回口頭弁論

午前の仕事を休み、簡易裁判所に向かった。予定より30分早く着いた。時間をつぶそうと裁判所の中にはいると、本日の予定が掲示板に貼られていた。自分の名前を見つけたとき、嬉しいような恥ずかしいような気持ちになった。A4用紙に3〜4枚びっしりと裁判の予定が印字されていた。ほとんどが過払い請求だった。1件ほど交通事故の損害金の訴訟があった。傍聴席に入れるようなので、雰囲気に慣れるため入室した。中はドラマで見た裁判所のミニ版といった感じ。結構感動してしまった。裁判官や司法委員、書記官や何か良くわからないおじさんたちが前の方に鎮座しており、ボソボソと裁判が行われていた。進行は早い。何を言ってるのかほとんど聞き取れない。一見誰でもできるように見える。空いている席に座り、自分の番が来るのを待つ。数組の過払い請求訴訟を傍聴して流れを摑む。代理の弁護士さんが半分で、半分は本人訴訟のようだ。金融業者側の弁護士が来ているケースもあった。
そして、自分の名前が呼ばれた。答弁書にアコムは来ないと書いてあったので、自分だけ原告席に座る。裁判官と簡単なやりとり。
「和解案が出ていますけど、和解するつもりはありますか」
「この内容では無理です」
「けっこう良い和解案だと思いますよ」
「それでは、もう少し電話で交渉してみます」
「次回は6月16日でどうでしょうか」
というやりとりが行われた。時間は5分もかからなかった。あっけないし話は何にも進んでいない。わかったのは「裁判所の和解勧告」だけ。何はともあれ裁判官と約束したので、アコムと電話で交渉することにした。午後から仕事なので明日アコムに電話することにした。
生まれて初めての裁判。少し緊張したが、良い経験になった。

2010年5月14日金曜日

アコムより答弁書

アコムより答弁書が裁判所経由で届いた。第一回口頭弁論の5日前。請求を棄却するという内容と和解金の申し出。満額のみで2010年7月30日までに支払うとのこと。目標よりあと10万円くらい足りないので、和解案は飲まない。支払いも遅すぎる。このまま19日を迎えるか、先に電話するか。

2010年5月13日木曜日

ニコスより和解書到着

忘れられてるのではないかと、何度か電話しようと思った。そのくらい時間がかかる。少額なのであまり腹は立たない。内容を読んで署名捺印と振込先の銀行口座を明記すればOK。同じ物が二部ある。返信用封筒は入っていたが、さすがに切手は付いていなかった。もちろん特定記録で出す。

2010年4月23日金曜日

ニコスより電話

ニコスより電話。計算書記載の金額で和解してもらえるなら、和解書を送るとのこと。利息は付いていなかったが、少額であり面倒だったので、和解することにした。1週間以内に和解書を送るとのこと。振り込みは6月下旬。およそ2ヵ月後だ。
ニコスは時間はかかるが、電話だけで過払い返還してもらえるので楽と言えば楽。利息などで争う場合は裁判になるかもしれないが、対応は良いと思う。

2010年4月21日水曜日

裁判所より連絡あり

簡易裁判所より第一回口頭弁論期日の連絡があった。最短で5/19(水)とのこと。ほぼ一ヵ月後だが仕方ない。ネットで情報収集した通り裁判所は不当利得返還請求事件で混んでいるようだ。

ニコスに電話

ニコスに計算書が届いたと連絡した。一週間後に折り返すと言われた。ここは何かと時間がかかる。少額だし特に問題はないが。

2010年4月20日火曜日

プロミスから和解書が届いた

封筒にプロミスの文字は印刷されておらず、なかなか気配りができている。しかし、嫁に不審に思われ開封されていた。過払い金を取り戻すことは伝えていたので、別にどうということはなかったが、和解金額を知られたのは誤算だ。こっそり使おうと思っていたからだ。
ともあれ、和解書に名前・住所・電話を記入して印鑑を捺す。一緒に封筒が入っていたので、それに入れて郵送した。

2010年4月19日月曜日

ニコス(三菱UFJニコス)から計算書が届いた

意外と早かったという印象。あと数日かかると思っていた。計算書によると29000円の過払いがあるとのこと。これも意外と少なかった。自分でも計算してみたが結果はほぼ同じだった。3年間でトータル42万の借入を年利27〜29%で借りて全額返済。おまとめする前に返済しているから、自力で頑張ったようだ。でも借金で返済していたような記憶がある。
当然と言えば当然だが、過払い利息5%は付いていない。一応計算すると、13000円くらいの利息が発生している。これを含めて請求するとなると、提訴が必須のようだ。少額過ぎて割が合わない気はする。あとは早めに振り込んでもらう交渉のカードに使えるのかどうか。とりあえず電話してみたが、音声案内されて待たされたあげく、混み合って出られないとのこと。最初の音声案内で弁護士の方は1番とか裁判所関連の方は何番とか言ってたから、彼らから電話があった場合はすぐ出るんだろう。

2010年4月16日金曜日

訴状受理

3度目の正直と再び裁判所へ。訴状でまた不備があったが、今度は二重線で訂正印押して訂正すれば良いとのこと。
問題箇所は

 被告は原告に対し,金000000円及び内金000000円に対する平成11年1月1日から支払済みまで年5分の割合による金員を支払え。

この部分。ここを、

 被告は原告に対し,金000000円及び内金000000円に対する平成22年4月17日から支払済みまで年5分の割合による金員を支払え。

と計算書の最終日の翌日を記載するようだ。

良くわからなかったが、あとは近くの郵便局で印紙7000円と切手5000円分を買ってきて提出。事件番号が発行された。このあとは一回目の口頭弁論の日をいつにするかという電話が裁判所からあるとのこと。とりあえずそれまで待つことになる。

2010年4月15日木曜日

計算書

裁判所でまた書類の不備。今度は引き直しの計算書がおかしいとのこと。計算ソフトを使ってやったのだが、これではダメだと突き返される。
職場のパソコンから今度は別の引き直しソフト(エクセルの名古屋式)を使って、もう一度書類を作った。金額が少し違う。この差異はどこから出るのだろう。

2010年4月14日水曜日

日数計算

過払い金の請求書や訴状を書いていて、面倒なことのひとつに利息の計算がある。何年も前の取引ならなおさらである。実際、日数を計算するのが面倒だと思っていた。そこで「実務の友」の期間(日数・逆日数・時間)計算 というページがとても役に立った。日付を入れると瞬時に日数が表示されるので、あとはその日数分の利息を計算すれば良いだけである。

プロミスと和解

プロミスから連絡がある日だったので、こちらから連絡を入れた。契約をした地方の支店である。受付の女性に名前と誕生日を告げると、担当部署から折り返させるとのこと。
1時間後、プロミスから電話があった。東京の番号だったので、過払い問題の部署からだと思われる。アコムのように東日本と西日本に分けてはいないのかもしれない。
まず、過払い請求が多すぎて大変な状況を伝えられる。それはそうなのだろうと思う。そして減額の要求。請求金額の5割スタートだった。こちらは敢えて利息を付けていない、裁判になっても一向に構わないと伝える。いろいろな話し合いの末、請求金額の7割、8万円を5月末までに支払ってもらうことで和解した。3万円の減額だが裁判の手間と振り込みまでにかかる時間を天秤にかけて和解してしまった。なにしろ、通常では5〜6ヵ月後の10〜11月の振り込みをお願いしているらしいのだ。
担当者も丁寧な対応で、個人的には満足のいく結果だ。

簡易裁判所に行った

職場に行く途中で簡易裁判所に向かった。朝9時30分、簡易裁判所に着いた。訴状一式を受付に提出して見てもらう。結果、書き間違いや計算間違いがあったので、再提出することになった。利息がもっと増える計算だ。これにより、過払い金652,577円に対して利息が74,663円となった。合計727,240円を請求することに。分断により見込みより減ったが、思わぬ利息の見直しで70万円の大台に乗せることができた。裁判所の受付の方のおかげである。新しい書類を持って明日また裁判所に向かう。

2010年4月13日火曜日

アコムとの取引に分断があった

アコムから電話でも言われた分断の件、よくよく調べてみると確かに分断があった。最高裁判決の7つの条件にも当てはまらない。解約もしたし、契約書も返してもらった。カードの番号も変わってるはずだ。これを一連取引と言うにはあまりにも根拠がない。争点がなくなれば裁判も早くなるかもしれない。引き直し計算を再度行った。652,577円と利息22,222円。一連取引での計算より25万くらい違う。過払い金が返ってきたら豪遊してやろうと思い描いていた夢が潰えた。

代表者事項証明書

職場に向かう前に、法務局に寄った。代表者事項証明書を取得するためだ。窓口にはたくさんの人がいる。案内板を見て、端末の前に立つ。書類申請もできるようだが、機械の方が楽だろうとタッチパネルを操作して、受付票を出力。1000円の証紙を買って呼ばれるのを待つ。多少時間がかかることを覚悟したが、すぐに名前を呼ばれる。あっという間に終わってしまった。
明日は簡易裁判所だ。

2010年4月12日月曜日

アコムと交渉決裂

約束の1週間が経ったので、職場に着いたと同時にアコムへ電話した。
要約すると
●5%は払いたいくない
●分断があるので、過払い金は848,000円ではなく630,000円だ
●50%の310,000円で和解したい
とのこと。

まったく話にならないので、提訴しますと伝えた。
その際、優先順位のひとつだった“時間”がもはや消滅したので、
判決もらうまで徹底的に争う旨を伝えた。満額+5%+5%+訴訟費用全てをいただく。
支払いを早めるなどの和解案が提示されたら譲歩してもよい。いずれにしろ主導権はこちらにある。しかも、27%の利子を含め全額返済したのだから、金貸しは十分利益をあげている。何を渋る必要があるのだ。

やはり請求は時間の無駄だった。速攻提訴が標準。

履歴開示請求から26日。

2010年4月6日火曜日

PASMO

1才の息子にかじられたPASMO。中のICチップが壊れたらしく、再発行を依頼。これがちょっと面倒。申し込んで1日経たないと再発行されない。それまでは昔の定期券よろしく、駅員に見せろとのこと。しかし駅員がいない改札もあるので非常に困る。仕方なく切符を買った。
今朝、定期券売り場に行くと長蛇の列。大学の新入生がこぞって定期を買いに来たのだ。

2010年4月5日月曜日

プロミスから電話

請求書を送っていたプロミスから電話があった。特定記録をみると、配達された時点で電話してきたようだ。プロミスは対応が早い。しかし、電話の内容は
「こちらでも計算し直して後日かけ直す。いつくらいかは明示できない」
というものだった。プロミスは過払い金も少ないし、言われたとおり待つことに。結局訴訟と言うことになったら、満額+5%の利息も請求するだけだ。

アコムに電話

請求書も到着していることだし、連絡を待つよりもこちらから行動するべく、アコムに電話した。連絡先はわからないので、いつもの相談フリーダイヤル。過払い金の請求の件と伝えると担当が変わった。
「過払い請求を行うと今後アコムと取引ができなくなりますがいいですか?」と聞かれた。
もちろんOKです、と返事をした。
「今たてこんでいるので、あと1週間時間がほしい。こちらの番号に4/12以降で都合の良い時間を伝えてください。その時間に折り返しご連絡します」
ということを言われる。いったん電話を切り、新しい連絡先に電話する。西日本の対応窓口らしい。最初に私が契約したとき、福岡在住だったからだと思われる。関西弁の男が出た。過払い金請求の件を伝えると、かなり長い時間待たせられて、
「4/12以降にこちらの番号にかけてください。過払い金がある場合話し合いになります」とのこと。今度はフリーダイヤルではない。しかも、先ほどと話が少し違う。まぁ、これだけ大きい組織で連携がうまくいくことはあまりないだろうから、特に突っ込むことはしない。
はじめての過払い金返還請求なので、まずは向こうの言いなりで進めていこうと思った。が、来週の和解相談に関しても、ネットで書かれているとおり、低い金額を言ってくるのだろう。最初から訴訟しておけば良かったと思いそうだ。

2010年4月4日日曜日

スタンダード&プアーズ


スタンダード&プアーズによるアイフルの格付けがCCCマイナスからCCCに格上げされたようだ。詳しくは金融アナリストの独り言というブログに書いてある。中でも
大幅な準備金積み増しによって、当面の過払い金支払い(キャッシュアウト)が財務的な影響にならないことを加味したものと読み取れます。
金融アナリストの独り言 (2010.03.29)より引用

というのが本当だとしたら、過払い金の請求者としては心強い情報なのではないか。
それにしても、金融、経営、投資、経済などなどを一般人が理解するのは難しい。単純化してわかったような気になるのは危険である。

2010年4月2日金曜日

プロミスに特定記録で請求書送付

取引履歴を送ってきたのはプロミスの一支店だった。私が契約した支店とは違うようだが、統廃合したのかもしれない。扱いの金額が少ないから支店レベルなのかどうかはわからない。とりあえず、その支店に電話。支店長の名前が書いてあったので、取り次ぎをお願いする。するとお決まりの名前と誕生日を聞かれる。
「取引履歴の件ですか?」と聞かれ、
「そうです。再計算したら過払いがあったみたいです」と伝える。
「どう対応していただけるのですか?」と私。
「計算書を送ってください。こちらでも再計算します。過払いがあった場合は、話し合いになります」と電話の人。結局支店長は電話に出なかった。
計算書を支店に送っても時間の無駄なんじゃないかと思ったが、いずれにしろ先方も再計算するだろうから、言われたとおりにすることに。金額も低いし、こちらは時間的な余裕はあるのだ。
対応は終始良いし、支店長レベルでも意外と話は進むのかもしれない、と淡い期待を抱いて、電話を切る。
さっそく計算書と請求書を封筒に入れ、郵便局へ。アコムの時と同じ特定記録で送った。今回は軽かったからか、トータルで250円で済んだ。
過払い金11万円。何もしなかったらゼロ。この差は大きい。

プロミスから履歴が届いた

お昼前に簡易書留で封筒が届いた。先日請求した取引履歴がプロミスから送られてきたのだ。プロミスでは「お取引紹介表」と呼んでいるらしい。3年間の取引がA4で3枚分。アコムに較べると枚数も少ないし、後学のため自分で引き直し計算をしてみることにした。PCがmacなので、mac用のフリーソフトをダウンロードして、数字を打ち込んでいく。30分ほどで終了。過払い金が11万くらいあるという結果がでた。3年で40万円の取引ならこんなものだろうか。今から同封の問い合わせ先に電話してみようと思う。いきなり提訴しか道がないのか、訴外での和解が可能かを聞いてみる。
ちなみに電話で履歴の請求をしてから3日で送ってきたのはすごい。過払い交渉もこれくらいスピーディーなら良いのだが。封筒にプロミスと書いていないという心配りもあった。

ニコスへ開示請求を出した

印鑑が必要だったので、一度家に持ち帰った開示請求書。判を押して今朝投函した。

2010年4月1日木曜日

焦り

第1回口頭弁論は4月19日の予定だったが、本日オリコから電話があり、「過払い金元金の満額を4月末日に返還する」という内容で和解した。以前は、過払い金元金は即座に返金する姿勢を見せていたオリコ。しかし、他社と同様に、最近は返還率がグっと下がってきた。本件に関して言えば、当初は11万円の返還で和解してくれ、とのことだった。
司法書士法人 静岡のブログ (2010.3.31)より引用

こういうの読むと焦る。法律家に頼むなり自分でやるなり、もっと早く行動しておけば良かったと思う。しかし、いろいろなブログを見たけど、以前から一部の業者はのらりくらりしていたようだ。ただ、年々シャレにならない状況にあることに業者が気づきだしたことは事実で、個人による過払い返還請求のハードルは上がる一方だと思う。
急増する過払い訴訟を嫌がる裁判所が、原告に有利な和解勧告や判決までの迅速化を図る可能性もあるが……。

禁煙3日目

禁煙について書いてあるものには、禁煙3日目までが辛いと書いてある。3日間で挫折する人が大半だという。ニコチン中毒からくる禁断症状が続くのが3日間というわけだ。私の場合は1年や半年で挫折しているものだから、この3日間を乗り越えてもまだ安心できない。我ながら面倒な前例を作ってしまったものだ。

ニコスから履歴開示請求書が届いた


昼過ぎにニコスから封筒が届いた。中には「貸金取引履歴開示請求書」と返信封筒が入っており、今後の進め方が書いてある書類もあった。
さっそく、「貸金取引履歴開示請求書」なるものに、記入する。この点、電話で名前と誕生日だけ言えば取引履歴が送られてくる消費者金融とは対応が違うところ。名前や住所・誕生日をなどを記入。印鑑もいるようだが持ってきないので、家に帰ってから押印して投函することに。1日のロスだが仕方ない。また、「開示希望のカードの契約番号」など覚えているわけもないので「不明」とだけ記入した。
同封されている注意事項などをざっと読んだ。「開示のご請求から弊社の回答書の発送迄、概ね1ヵ月から1ヵ月半程度の日数を頂いております」とのこと。請求が殺到しているらしい。あと、ニコスは引き直し計算もしてくれるようなので、時間がかかるのだと思う。自分で引き直し計算しなくて良いのはありがたいが、そのかわり貴重な時間が犠牲になってしまう。
ほかには、「弊社からご返金がある場合、和解契約書の弊社受領後2週間から4週間後となります」と書いてあった。過払い金が発生した場合はなかなかスピーディーに支払ってもらえそうだ。つまり、この書類を返送して、過払いがあると認められた場合、裁判なしで支払ってもらえ、申請から支払いまでの期間は2ヵ月くらいであるということがわかる。
しかし、ニコスに過払いがあるかどうかよくわからない。10年くらい前に持っていたことは確かだが、キャッシングをどれくらい使ったかはまったく覚えていない。完済してカードも手元にないものだから、どんなカードだったかも覚えていない。なんとなく過払いがあるかもしれないと思っただけだ。
こういう人は世の中にごまんといるのではないだろうか。取引履歴の開示請求はタダだし、たいした手間もかからないのだから、ちょっとでも心当たりのある人は、問い合わせたほうがいいだろう。私は他にもカードを作った気がするが、クレジットを使ったかどうかは覚えていない。オリコ、ジャックス、JCB……。実は使ってもいないのかもしれないが、問い合わせてみるか。

特定記録郵便


特定記録郵便を使ってアコムに請求書を送った。
特定記録郵便とは郵便物等を差し出した記録を残したい時に使うサービスのひとつ。昔は配達記録というものがあったらしいが、このサービスに変わったようだ。また、「内容証明で送った」という体験談もたくさん読んだのだが、大変そうなのでやめた。それに、請求書の段階で和解がうまくいかなければどうせ裁判だという気持ちがあったからだ。
料金は160円+郵便料金。郵便局の窓口で「特定記録で」と言えば、小さな紙をくれる。それに自分の住所と名前と送り先の名前を書く。「過払い金返還請求書在中」と書かれた封筒を郵便局の職員に見られるのはちょっと恥ずかしいが我慢する。小さな紙は複写になっており、追跡番号が印字される。郵便局のウェブサイトにある「追跡サービス」にその番号を入れると「引受」とか「お届け済み」とか表示される。

私の出した請求書は昨日の31日には無事到着しているようだ。これから社内のしかるべき担当部署に回されて、全国から寄せられた請求書の束の列に並ぶのだろう。現状では待っていても連絡はないだろうと予想する。来週にでも電話してみようと思う。

2010年3月31日水曜日

禁煙

今まで何度か禁煙をしてきた。一番長かったのが1年くらい。海外旅行に行ったときに、開放感から吸ってしまった。その後、やめたり吸ったりの繰り返し。なんとも意志が弱い。そして去年の終わり頃からまた吸い出した。今は禁煙願望が起きて、昨日から禁煙を開始した。ライターは全部捨てて、長らく愛用していた携帯灰皿も駅のゴミ箱に捨てた。あめ玉を買い込み、禁煙の準備は整った。
私の場合は禁煙すると、眠たくなる。そして喉が渇く。イライラもするが今回はそうでもない。コツはひたすら我慢だ。そしてタバコのことを思い出さないようにする。思い出したら、他のことを考えるようにする。それ以外に方法はない。
今回は1年以上続けたい。

ABITAX ASHTRAY【アビタックス】
アウトドア アッシュトレイ(携帯灰皿)

取引履歴を見て

取引履歴を見るのはなかなかおもしろい。当時自分が何のためにお金を借りていたのかはまったく思い出せないが、そこには借入と返済を繰り返す自分の姿が、事実を裏付ける日付けとともに記されている。もし防犯カメラを見ることができれば、私の格好や表情まで確認することができるのではないだろうか。
98年に45000円を借りた私は1ヵ月後には全額返済している。給料が出るまで我慢できない買い物があったのかもしれない。そして、利子が怖くて給料が出るとすぐに返済したのだ。2週間くらいして、余裕が出てきたのか数千円単位の借金を繰り返すようになった。熱い風呂に入る前に、かけ湯をして少しづつ体を慣らしているかのようだ。数ヵ月も経つと、万単位での借金が目立つようになる。いくら借りても毎月同じ額しか返さなくても良いから歯止めが効かなくなってきた。そしてあっという間に限度額いっぱいのいわゆる天井状態になった。それからおよそ半年ごとに限度額アップの契約を繰り返し、3年で借金は50万になった。他の消費者金融やカードローンを足すと120万円くらいの借金があったと思う。
多重債務者が増えだした2002年に銀行のおまとめローンを申し込み、いったん全額返済した。数%の利息で毎月26000円を銀行に返していた。
それから1年も経たずに再度アコムと契約してしまう。そして履歴を見ると50万円を一回で借りていた。その頃軽いバイク事故を起こしてしまい、修理や補償に金が必要だったのかもしれない。今となっては曖昧でよく覚えていない。何にせよ、アコムはそれから7年間天井張り付き状態。グレーゾーン金利が撤廃されて、窓口で金利を18%にしてもらいようやく全額返済にこぎつけた。
何度も催促の電話が鳴り、借金を借金で返していた時期が長く続いた。返済日が近づくと気持ちが暗くなった。身内や友人・知人にも相談できず、ひとりで悩んでいた。最高で200万円くらいの借金になった。その後、生活を改め節約をし、払いやすいものから順番に返済していった。借金が20万を切ればもう一息だった。40万の壁が一番厚かった。金利が高いので払っても払っても減らないのだ。
借金とは何だったのだろうか。ゼロ年代は私にとっては借金で始まって借金で終わったと言える。もしかすると世界もそうだったのではないだろうか。
グレーゾーン金利が撤廃されていなければ、私は未だに少しも減らない借金を抱えて同じように悩み続けていたかもしれない。

司法書士のブログ

過払満額の5割返金で応じないなら今後は「全て控訴」、そして「任意整理の無利息分割には応じない」~過払い請求に対するアイフルの対応
司法書士 志村理のブログ 『うたた寝』 (2010.2.15)より引用
アイフルがこのような対応を取ってきているようです。個人での請求がより面倒になるかもしれません。アイフルについては法律家に頼もうか思案中。

2010年3月30日火曜日

プロミスに取引履歴開示を請求

ニコスから折り返し電話を待つ間、プロミスに連絡した。取引履歴を送って欲しいと伝え、名前と誕生日を伝える。2002年から2005年の3年間取引があったようだ。いくら借りていたのかも忘れてしまった。30万か50万か。いずれにしても、全額返済しており、過払いは発生しているものと思われる。プロミスのオペレーターも親切丁寧でとても好感が持てる。金融業者の接客態度はとてもレベルが高い。そして、取り立てに関してもとても丁寧で1円の妥協もしない。横柄な人間もいるらしいが、今のところ見たことがない。
過払い金があったとする。しかし、プロミスはネット上では「個人の交渉には一切応じない」とある。これは法律家に依頼するか、訴訟するかしか道がないということだ。だから、プロミスに関しては引き直し計算が出た時点で、訴訟してみようと思う。少しお金がかかるが、時間の無駄は省けそうだ。
アコムに関しても、いきなり訴訟しても良かったのだが、一度請求から経験してみたかったのと、ネット上の体験談で、個人での交渉でもそこそこいけそうだと考えたからだ。もし和解額がどうしようもなく低い場合は、迷わず提訴して、判決をもらうまで争うつもりだ。一切の妥協はしない。どうせ時間がかかるなら、1円も無駄にしない。このような話をすれば提訴しなくても、そこそこの金額に応じてくれるのではないかと甘い期待をしている。

欲が出てきた

アコムの過払い金が90万円ほどになっていると知った私は、面倒くさいし、たいした金額にはならないだろうと思っていた、過去の借金についても取引履歴を取り寄せようと考えた。
昔のことなのであまり覚えていないが、ニコスとプロミスからいくらか借りていたことを思い出した私は、さっそくニコスに電話を入れた。番号案内をいくつか経て、オペレーターにつながった。取引履歴を送ってくださいと伝えると、名前と誕生日と住所(引っ越ししていたので過去の住所を3つくらい言った。番地までは覚えていない)を聞かれた。調べて担当者に折り返させますとのこと。
30分後くらいに電話が鳴る。ニコスの担当者からだ。
「確かに取引があります。まずは取引履歴開示請求の書類を送りますので、記入して返送してください」とのこと、過払いがあった場合はお返しますとかなんとか、聞いてもいないのに丁寧に話してくれる。
「カードを持っていたのはいつからいつまでですか」とたずねた。1998年から2009年までとのこと。もっとも、支払い自体は2004年に終わっていて、カードの有効期限が2009年だったのだろう。カードはすっかり無くしてしまった。または、支払いの遅延が続き、取り上げられてしまったのかもしれない。何にしても6年間は取引があったようだし、20%以上の利率で金を借りていたのだから、過払いが発生している可能性は高い。とりあえず、書類が届くのを待つ。

請求書を特定記録で送る

過払い金約85万円、これに5%の過払い利息を追加すると90万円ものお金が返ってくることが判明したことで、行動が素早くなった。金の力は恐ろしいものがある。次の日の午前中にはアコムの取引履歴と引き直し計算書をコピーし、引き直し業者がいっしょに送ってくれた、請求書のひな形に自分の名前と金額などを記入して、封筒に入れ、郵便局に持って行った。
ちょっと前まで配達記録というサービスがあって、それで送った方が良いとさまざまな「過払い請求のやり方サイト」には書いてあったが、今は「特定記録」というサービスに変わってしまったようだ。違いは良くわからないが、とりあえずそれで送る。「書留・特定記録郵便物等受領書」なるものに自分の住所と送り先の名前を書いて、300円払って終了。私の場合は定形外封筒140円+特定記録160円=300円となった。

特定記録について

2010年3月29日月曜日

引き直し計算書が届いた

わずか3日で計算書が届いた。1週間くらいかかるだろうと考えていたので嬉しかった。
メールには今後の進め方が記されていた。なかなか丁寧な業者だ。
そして、
●計算書を基に訴状に記入するためのひながた
●過払金返還請求通知書の説明とひながた
●引き直し計算書の見方のエクセル
●利息計算のエクセル
が添付されていた。
計算書を開いて驚いた。約80万円の過払いが発生していたのだ。予想以上の金額にこの計算が間違っているのではないかと訝った。何度か確認してみたが間違いはなさそうだった。過払い請求に腰が重かった自分をバカ野郎と罵った。もっと早くやっておけば良かったのだ。

2010年3月26日金曜日

引き直し計算を依頼する

過払い金の引き直し計算を業者に依頼した。ネットで検索して出てきた業者だ。私の場合は1件2500円。すべてメールだけでやり取りした。まずはアコムから送られてきた取引履歴をスキャナーで取り込んで、JPG画像にし、メールに添付して送った。普通はファックスで済ますのだろうが、職場のファックスを使いたくなかった。注文と同時に振込先がメールで送られてきたので2500円振り込んだ。2500円とはいえ給料日前だったし、少額のおこづかい制のため2500円をかき集めることすら大変だった。

ここにお願いしました。
過払い金引き直し計算代行の(株)AES

2010年3月25日木曜日

アコムから取引履歴が届くまで

3/18に電話して3/24に到着したので、およそ6日間。比較はできないが早いと感じた。3連休があったので月曜日とかに電話すれば、その週の内に届くかもしれない。

2010年3月24日水曜日

アコムより取引履歴到着

連休中に近親者の結婚式があった。もうすぐ2歳になるこどもを連れて、飛行機に乗って式場へ向かった。結婚式は無事に終わり、疲れ果てて家に帰ってきた。
ポストにアコムから封筒が届いていた。水色の普通の封筒。電話で受付が言ってたように、封筒にアコム株式会社と印刷してある。借金が見つかると困る人たちもたくさんいるので、「封筒に社名が印刷してありますよ」と事前に教えてくれたのだ。
私の場合は嫁にすでにバレていて、「消費者金融から封筒が来るかもしれないが、慌てないように」と事情を説明しておいた。というのも借金については今までに数え切れないくらい口論をしたからだ。消費者金融でお金を借りていることで、これまでの信頼関係や私に対する評価は完全に失墜した。普段はいつも通り接してくれるが、ふとしたときに「お前は信用できない」という不信感ありありの疑心が顔を出す。このように、消費者金融に対して絶対的な拒否を示す人たちはけっこう多い。
私も確かに軽率だった。今思い返すと何にお金を使っていたのかわからない。生活費や引っ越しの費用が大半だったのではなかろうか。10年以上も借りては返しを繰り返し、新しい町に引っ越すと、返済のために近所のATMを探す自分に嫌悪の気持ちがあったことは事実だ。
封筒を開くと、A4のお取引明細なる紙が4枚ホッチキス留めされて入っていた。数字を見ても自分にいくら返ってくるのかわからない。12年分の日付を見て、あっちのATM、こっちのATMへと毎月返済に行っていた惨めな気持ちを思い出しただけだった。

2010年3月18日木曜日

アコムへ取引履歴開示を請求

その後、2月に入っても仕事が忙しく、取引履歴開示のことをすっかり脇に押しやっていた。その頃は、司法書士か弁護士に過払い請求を頼もうかと考えており、インターネットで近所の弁護士を探したりしていた。しかし、成功報酬が返還された金額の20〜30%で着手金も数万円必要なところがほとんど。ホームページも見づらく似たような内容ばかりで、弁護士探しも億劫になってきた。テレビではMIRAIOなどの法律事務所がCMを放映するようになっていた。CMを放映するということは数千万の金がかかるということだ。ということはそれ以上の収益を出しているということなのだろう。ニュースによると過払い請求の金額が1兆円を超えたらしく、これは家庭用ゲーム市場と同じくらいの規模らしい。
このような現状からどうも法律家だけがわずかな労力で儲け過ぎているように感じられ、結局法律家に頼むことはやめた。その後、過払い関係のネットを見て回り、個人で過払い請求を行うことに決めた。
まずは取引履歴の開示を請求ということで、アコムのフリーダイヤルに電話をした。職場で話すのは、恥ずかしいので、外に出て電話した。取引履歴を送って欲しいと伝え、名前と誕生日を伝える。すぐにお送りしますとのこと。思っていた以上にあっけなく、丁寧な受け答えで終わった。